概要
Ansibleを使用してSQL Serverをインストールする検証を行いました。Linux版のSQL Serverについては、Microsoftの方がモジュールを作成されているみたいですが、Windows版はないみたいです。そのため、標準のモジュールを使ってインストールが必要となります。ただ、標準のモジュールを使ってもインストールでエラーが出力されました。
前提
- SQL ServerをインストールするOSはWindows Server 2022の試用版となります。
- SQL Server 2019 Express Editionを使用しています。
検証結果
標準のコマンド実行モジュールでのエラー
win_shellモジュールやwin_commandコマンドを使って、setup.exeを実行すると以下エラーが出てしまうことがわかりました。このエラーを回避するためには、「PsExec64.exe」を使う必要があります。 「PsExec64.exe」 は標準で搭載されていないため、Microsoftのページからダウンロードする必要がありま
す。
——メッセージ——
“This SQL Server setup media does not support the language of the OS, or does not have the SQL Server English-language version installation files. Use the matching language-specific SQL Server media; or install both the language
——メッセージ——
PsExec64を実行でのエラー
PsExec64.exeを実行したとしてもFailedの結果となりました。メッセージは文字化けをしていましたが、通常の日本語メッセージが出力されており、SQL Serverのインストール画面に遷移のところでうまくいっていなかったのではと思っています。
結果
SQL Serverのインストールはコマンドで簡単に実行でき、それをAnsibleでリモート実行をしようとしているだけなので、Ansibleからの実行にこだわる必要はないかなと思ってはいます。なので、今回は諦めたいと思います。
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