iSCSI環境の構築

ITのブログ

MSFCの共有ディスクとするために、LinuxでiSCSIターゲットを構築してみました。

環境

#ソフトウェアバージョン
1Rocky Linux9.3(5.14.0-362.24.1)
2Windows Server2022

前提

  • Rokcy LinuxとWindows Serverはインストール済みとなります。

手順

iSCSIターゲットの設定

iSCSIターゲットのインストール

dnf install targetcli

サービスの自動起動設定

systemctl enable target
systemctl stop target

iSCSI用ディレクトリの作成

mkdir /iscsi_disks

iSCSIの設定

targetcli

iSCSIディスクイメージの作成

cd backstores/fileio
create disk0 /iscsi_disks/disk0.img 200G

iSCSIターゲットのiqn設定

cd /iscsi
create iqn.2024-04.lab.hyperv:iscsi.target0

LUNの作成

cd iqn.2024-04.lab.hyperv:iscsi.target0/tpg1/luns
create /backstores/fileio/disk0

iSCSIイニシエータのiqnを確認(Windows)

1.「管理ツール」-「iSCSI イニシエータ」をクリックする

2.「Microsoft iSCSIサービスが実行されていません。」のメッセージは「はい」をクリックする。

3.「構成」タブをクリックし、「イニシエータ名」を確認する。

アクセス許可設定

cd ../acls

create iqn.1991-05.com.microsoft:hv0.hyperv.lab
create iqn.1991-05.com.microsoft:hv1.hyperv.lab

iSCSIターゲットのサービス起動

systemctl start target

firewall無効化

systemctl disable --now firewalld

iSCSIイニシエータ設定

1.「管理ツール」-「iSCSI イニシエータ」をクリックする

2.「ターゲット」タブでターゲットにiSCSIターゲットを設定したサーバのIPアドレスを入力して「クイック接続」をクリックする。

3.「完了」をクリックする。

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