Kubernetesで使用するloadbalancerをhaproxyで構成する。

ITのブログ

Kubernetesを使用する際には、時折、loadbalancerが必要となることがあります。そこで今回は、最低限の設定でloadbalancerを組む方法をhaproxyを使用して解説します。

環境

#ソフトウェアバージョン
1Rocky Linux9.3(5.14.0-362.18.1)
2kubernetes1.28.2
3haproxy2.4.22

前提

  • Rockey LinuxとKubernetesは構築済みを前提としています。

手順

IPアドレスの追加

nmtuiコマンド等でIPアドレスを追加する。

haproxyのインストール

パッケージのインストール

dnf install haproxy
※全てyを選択

ファイアウォールの無効化

systemctl disable --now firewalld

selinuxの無効化

vi /etc/selinux/config

-----以下に修正-----
SELINUX=disabled

サーバの再起動

shutdown -r now

haproxy.cfgの修正

修正ポイントは以下となります

  • defaultsのmodeをtcpに変更
  • defaultsのoption httplogをコメントアウト
  • frontend main,backend static,backend appの項目は全てコメントアウト

vi /etc/haproxy/haproxy.cfg

------追記例-----
frontend kubesvc
    bind <追加したIPアドレス>:443
    mode tcp
    default_backend     kube

backend kube
    balance     roundrobin
    server  kubeworker2 192.168.222.154:31705 check

サービスの起動と自動起動設定

systemctl enable --now haproxy

コメント

タイトルとURLをコピーしました