vSAN ESAの動作を確認したいと思い、Nested構成で構築してみました。
オーバーヘッドについて調査したのですが、複雑すぎてわからずのままになりました。。。
環境
# | ソフトウェア | バージョン |
1 | ESXi | 8.0.2(23305546) |
2 | vCenter Server | 8.0.2(20519528) |
前提
- ESXi、vCenterのホストの追加までの手順は省略します。
- ライセンスの追加手順は省略
- vSANのディスクはNVMeコントローラに接続
- ESXiは4台で構成
- vSAN構成後、VMkernelとDSwitchのMTUを9000に変更
手順
Lifecycle Managerの設定
更新の同期
1.「メニュー」から「Lifecycle Manager」をクリックする。
2.「アクション」-「更新の同期」をクリックする。
vSANの設定
vSANを構成
1.「構成」-「vSAN」-「サービス」に移動
2.「クイックスタートに移動」をクリックする。
3.「vSAN HCL DBの更新状態」を実行
4.「再検証」をクリックする。
5.「3. クラスタの構成」の「構成」をクリックする。
6.「vSAN HCI」を選択し、「次へ」をクリックする。
7.Distribute Switch画面は以下の通り設定する。
# | 設定項目 | パラメータ |
1 | Distributed Switch の数 | 1 |
2 | 名前 | DSwitch |
3 | vSAN ネットワーク | DSwitch |
4 | DSwitch-vSAN | |
5 | 物理アダプタ | vmnic1 |
7.ストレージ トラフィック画面は以下の通り設定する。
# | 設定項目 | パラメータ |
1 | VLANを使用 | チェック |
2 | <VLAN IDを入力> | |
3 | プロトコル | IPv4 |
4 | IPv4タイプ | 固定IPアドレス |
5 | IPv4アドレス | <IPアドレスを入力> |
6 | サブネットマスク | <サブネットマスクを入力> |
7 | ゲートウェイ | <ゲートウェイを入力> |
8.詳細オプション画面は以下の通り設定する。
# | 設定項目① | 設定項目② | パラメータ |
1 | vSANのオプション | デプロイタイプ | シングルサイトのvSAN クラスタ |
2 | 保存データの暗号化 | チェック無 | |
3 | 転送中データの暗号化 | チェック無 | |
4 | 容量効率 | ストレージポリシーで管理される圧縮 | |
5 | フォルトドメイン | チェック無 | |
6 | RDMA のサポート | 設定負荷 | |
7 | 自動ポリシー管理 | チェック有 | |
8 | ホスト オプション | ロックダウン モード | 無効 |
9 | NTPサーバ | <NTPサーバのIPアドレス> | |
10 | Enhanced vMotion Compatibility | EVCを有効化 | チェック無 |
※この先の手順をメモ損ねました。。。
失敗したこと。
・Nested構成のため、「MACアドレス変更」「偽装転送」「無差別モード」を許可し忘れていて、vSANネットワークで通信ができていなかった。
・vSANクラスタの削除を行ってみたが、メンテナンスモードをし忘れており、vCLSが起動したままとなっていたため、一部ESXiで「vsanDatastore」が削除ができなかった。
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