vyosを使用してルーティングしてみた。

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NSX-Tのアンダーレイネットワークを構成するために、vyosを使ってみました。

環境

#ソフトウェアバージョン
1vyos1.5-rolling-202405240020

前提

  • ESXi,vCenterの構築済みとなります。
  • 仮想マシンは作成済みとなります。

手順

vyosのインストール

1.仮想マシンを「パワーオン」をクリックする。

2.「vyos login」が表示されたら、ユーザはvyos、パスワードはvyosでログインする。

3.以下コマンドを実行する。

install image

4.「Would you like to continue?」は「Y」を入力する。

5.「What would you like to name this image?」は「Enter」を押下する。

6.「Please enter a password for the “vyos” user:」は「パスワード」を入力して、「Enter」を押下する。

7.「Please confirm password for the “vyos” user:」は「パスワード」を入力して、「Enter」を押下する。

8.「What console should be used by default?」は「Enter」を押下する。

9.「which one should be used for installation?」は「Enter」を押下する。

10.「Installation will delete all data on the drive. Continue?」は「y」を入力する。

11.「Would you like to use all the free space on the drive?」は「Y」を入力する。

12.「which file would you like as boot config?」は「Enter」を押下する。

13.以下コマンドを実行する。

reboot

14.「Are you sure you want to reboot this system?」は「Y」を入力する。

初期構築

1.設定モードに変更

configure

2.IPアドレスの設定

set interfaces ethernet eth0 address 192.168.2.254/24

3.IPアドレスの確認

show interfaces

4.sshの有効化

set service ssh

5.設定を保存する。

commit

6.設定の永続化

save

ルーティングの設定

1.デフォルトゲートウェイの設定

set protocols static route 0.0.0.0/0 next-hop 192.168.0.1

2.設定の保存と永続化

commitとsaveを実行する。

NATの設定

1.NATの設定(eth0がインターネット側のポート)

set nat source rule 1 outbound-interface name eth0
set nat source rule 1 source address 0.0.0.0/0
set nat source rule 1 translation address masquerade

2.設定の保存と永続化

commitとsaveを実行する。

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